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INTJが抱かれがちな印象と現実のギャップ – もう無理

SARI

皆さん、こんにちは!MBTI研究家のSARIです。
今回は、INTJが抱かれがちな印象と現実のギャップについて話します。

こちらの記事の内容はYouTube動画にもしています。
聴覚からの情報摂取がお好きな方は動画でどうぞ💕

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よくあるINTJの印象vs現実

というのも、生粋のINTJ女である私からすると、世間が抱くINTJへのイメージと実体にかなり差がある!

いや、枝葉を切り落として端的に表現したらそうかもしれないけど、ああ、これでまた殺意の目とか、サイコパス性が高いとか言われるんだろうな、って思うところもあるんです。

とはいえ、あくまで主観、私の言葉で噛み砕くので、もしよかったら見てくれているINTJさんは見解を貰えると助かります💕

1. 「感情がない冷血人間」

これ、一番多い誤解かもしれません。
よくある印象として、INTJは感情がない、ロボットみたい、冷たい人って思われがちです。

でも現実は、内向的感情(Fi)が第三機能として存在し、深い価値観と豊かな感情を持っています。
ただ、主機能の内向的直観(Ni)が論理的なパターン処理を優先するため、感情表現が後回しになってしまうだけ。

私も家で小説を読んで泣きます。この間「チ。」のアニメを見た時も号泣したし、主人公INTJでしょおぉ!って嬉しくなって動画にもしました。

好きな人のことは大好きだし、別れは寂しい。
ただ、それを言葉や表情で表現する必要がないなら、しない。

実際、仲のいいENFJのお友達からは、怒っているのも、興味がないのも、好きなのも、全部顔にでていると言われます。
なので、ストレートにいうと、INTJを感情がない冷血人間だと思う場合は、シンプルにまだ仲いい認定されていないんだと思いますね。

ちなみに、INTJが外向的思考(Te)優位であるため、感情の伝達も効率性を重視する方向があります。なので、INTJからすると「嬉しい!」って、言葉足らずなんですよね。
(他タイプの人がそういうコミュニケーションとってないのはわかるんですよ!)

でも、嬉しいにもいろいろ種類があるじゃないですか。
論理的に考えて良い結果なのか、全体的な利益が多くて嬉しいのか、単純に私個人に対して喜ばしい結果なのか。
プレゼントをもらったとしても、くれた相手が好ましいから嬉しいのか、物がいいから嬉しいのか、便利だから嬉しいのか。

でも、世の中には「なんかよくわかんないくらい嬉しい!」とか「言葉にできない幸せ!」があるので、言葉にできている=冷静でそこまで喜んでないことになる部分もあるのかな、なんて思ったりします。

2. 「計画通りじゃないと不機嫌」

よくあるネットの情報で言われる、計画が崩れると機能停止する、融通が利かないって部分も物を申したい!

自分自身に対しても、周囲のINTJを見ても、意外と柔軟性の高いINTJって多いと思うんです。

根拠となるのはINTJのもつ内向的直観(Ni)。
内向的直観は複数の可能性を同時に処理する機能。

なので、むしろ計画の修正が得意。

何か成し遂げたいことができたら、一旦、プランAをとるけれど、プランB、プランC、プランDまで用意してるってINTJさんも多いのではないでしょうか。

つまりINTJって、「最終的な目標」は変えないけど、「そこに至る手段」はいくらでも変更できるイメージ。

デートで雨が降っても「じゃあ室内で楽しめる場所に変更しましょう」って即座に代案を出せる。

ひとり旅が向いていると言われがちなのも、突然の良いことや、悪いことに対応できるからだと思うんです。

じゃあなぜ「計画通りじゃないと不機嫌」、計画が崩れると機能停止する、融通が利かないって言われるのかというと、

プランDまで用意した上で、プランAをとってるのに、本当にどうしようもない理由以外で文句言う人が許せないからではないでしょうか。

リスクがあるのにプランBがいいって言い始めたり、横着でプランCを言い出したり、プランAが最善たるために抑えるポイントを把握してなかった時に、「いやいや、考えたらわかるじゃん!」って思う、みたいな。

INTJにとっての内向的直観(Ni)は主機能

難しいですよね。INTJにとっての内向的直観(Ni)は主機能。
主機能というのは、息を吸うように使えて、それで生き残ってきたとも言える能力なんです。
だから、INTJにとっては複数の可能性を同時に処理するのは当たり前で、やらないなんて意味がわからない。

でもたぶん、他からしたら、内向的直観で生きることの方がわかんないんです。なので、多少イライラしちゃうことはあるかもしれないけど……。
それはイレギュラーなことが発生して怒っているんじゃないんですよ。

むしろ今までわからなかった要素を知れるのは、INTJにとって嬉しいことだと思う。
それを理解してもらえる環境だと、INTJは生きやすい気がします。

3. 「人付き合いが嫌い」

よくある印象だと、人嫌い、孤独を愛する、友達いらないって思われてます。

現実は、「エネルギーを内側から得る」内向性が優位なだけで、人嫌いとは別物だと思います。

表面的な付き合いが苦手なだけで、深い関係は大切にしている人が多い印象ですし、実際私もINTJ向けにこのチャンネルを運営していますが、かなり視聴者さんの民度が高くて嬉しいです。

確かに「みんなでワイワイ」は疲れるし、雑談は苦手。
でも、同じ興味に対して考察しあうのは盛り上がるし、本質的な話ができる人との時間は本当に大切。それがINTJなんじゃないかと思うんです。

4. 「完璧主義で妥協しない」

よくある印象として、100%完璧じゃないと気が済まない、妥協を許さないって思われがちです。

これはグレーです。完璧主義なところも、なくはない!
でもどちらかというと、不健全時の方が完璧主義になりがちな気がする。

INTJがもつ外向的思考(Te)は効率性を重視する機能。なので、健康的なINTJは、効率的に「十分なレベル」を目指す気がします。

だって、正直「完璧」って存在しないですもんね。
限られた時間とリソースの中で「最も効率的で合理的な最善の結果」を目指すしかない。

また主機能ある内向的直観(Ni)も合われば、本質的な部分とそうでない部分を直感的に区別できるはず。

例えば仕事でプレゼン資料を作る時も、「ここは80%の完成度でOK」「でもこのデータ部分は絶対に正確じゃないとダメ」って、重要度に応じてメリハリをつけている気がします。

5. 「批判ばかりする」

INTJもとい、NT型は、文句ばかり言う、否定的、ケチをつけたがるっていうのも良く言われる気がする。

でも現実は、内向的直観(Ni)が潜在的なリスクやボトルネックを自動的に検出し、外向的思考(Te)がそれを回避する方法を提示してしまうだけで、悪意はありません。

INTJって、常に「このやり方だと後で問題になりそう」「ここで躓く人が出てきそう」って先読みしちゃうんです。

だから、問題が起きる前に対策を提案したくなる。
いうなれば、文句じゃなくてリスクヘッジ。

「ここは通学路で、子どもが飛び出すかも!」みたいな、道路標識をだしているぐらいの感覚なので、もはや文句を言っているとすら思っていません。

実際、それで他のリスクなどを指摘されたり、否定されて他意見を出されたりしても、たぶんINTJは怒らない。

道路標識が増えても、便利だなとしか思いませんからね。

6. 「プライドが高い」

これもよく言われるのが、自分が一番正しいと思ってる、上から目線だっていう話。

でも現実は、内向的直観(Ni)が論理的一貫性を重視するため、論理的に間違ってることは間違ってるって言ってるだけなんです。

INTJは「自分が偉い」とは思ってません。ただ、論理的に筋が通らないことを受け入れるのが難しいだけ。
「なんで?」「根拠は?」って聞くのも、相手を困らせたいからじゃなくて、純粋に理解したいから。

統計的に、INTJは客観的事実を重視する傾向が他のタイプより顕著に高いという研究結果もあるそうです。プライドが高いんじゃなくて、事実と論理を大切にしてるだけなんですよね。

7. 「野心家で権力欲がある」

あとは、出世欲が強いとか、人を支配したがるとか、そういう見方をされることも多いです。

でも現実は、外向的思考(Te)が非効率な状況を改善したいだけで、権力には全然興味ありません。

確かにリーダーシップを取ることはあります。でも、それは「この人がリーダーだと効率的に進まない」って思った時だけ。

実際、企業の管理職にINTJが多いのは権力欲ではなく、システム最適化能力が高いからだと思います。

権力を握りたいんじゃなくて、物事がスムーズに進むように調整したいだけなんです。

8. 「秘密主義で何考えてるか分からない」

謎めいてるとか、本音を言わないとか、秘密が多そうだとか、そんな風に見られることもありますね。

でも現実は、聞かれれば普通に答えます。ただ、自分から積極的に話さないだけ。

内向性の特徴として、自発的な情報共有よりも応答的なコミュニケーションを好むんです。

INTJは「相手が知りたがってない情報を一方的に話す」のが苦手なんです。でも、質問されれば正直に答えるし、隠し事をするつもりもありません。

心理学的研究では、内向的タイプは情報処理に時間をかける傾向があることが分かっています。

「何考えてるの?」って聞いてくれれば、喜んで話してくれるINTJが多そう。

9. 「理屈っぽくて面白くない」

堅いとか、真面目すぎるとか、冗談が通じないなんて言われることもあります。

でも現実は、ユーモアのセンスはあります。ただ、タイミングと相手を選んでるだけ。

内向的直観(Ni)が皮肉や知的なユーモアを生み出すのが得意なんです。

INTJのユーモアって、ちょっと皮肉っぽかったり、知的だったりするんです。万人受けしないかもしれないけど、分かる人には分かる。

仲良くなった人には、結構冗談も言うし、笑わせるのも好きです。

研究によると、INTJは言語的知性が高く、洗練されたユーモアを理解・表現する能力が優れていることが分かっているそうです。

10. 「恋愛に興味がない」

恋愛より仕事とか、恋愛に興味がないと思われることもよくあります。

まあ確かに、INTJの人と話すんだったら、俗っぽい恋愛より楽しい会話がありそう、と思わなくもない。

私も正直、20代の頃は勉強になることも多くて楽しかったんですが、恋愛って始まり方も、楽しみ方も、終わり方もだんだん相場が決まってくるというか、正直、お仕事・経営の方が楽しいなって思っちゃうところもあります。
バチェラーとか恋愛リアリティーショーは、しんどくて見れない。

ただ実際、内向的感情(Fi)が深い価値観と理想を持っているため、INTJはめちゃくちゃロマンチストな印象。そして、表面的な恋愛には興味がないけど、深くて意味のある関係は求めるイメージです。

つまり、「とりあえず誰かと付き合いたい」とか、「寂しいから恋人欲しい」みたいな理由では動けないけど、「この人と一緒にいると成長できる」とか、「お互いを高め合える」みたいな関係に憧れはあるみたいな感じ。

恋愛より結婚に向いているタイプだと思いますね。

ちなみに今、INTJ女性との恋愛に悩む方への完全版としてコンテンツを作りたくて、マシュマロで恋愛エピソードを募集しているんですが……。

思った以上に反応をもらえて、しかもINTJらしく素敵な関係を築いている方が多く、ほっこりしました💕

INTJが抱かれがちな印象と現実のギャップ

今回は、INTJが抱かれがちな印象と現実のギャップについてお話しました!

どうでしょうか?
もはや私だけかもしれないですし、共感してくれるINTJさんもいるかもしれない。

ちなみに、INTJは全人口の2.1%という少数派。そんな少数派を理解しようと他タイプの方が見てくれてたら、それも感無量です。

それでは、また次回の動画でお会いしましょう!SARIでした!

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ABOUT ME
SARI
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MBTI研究家
絵に描いたようなINTJ。アラサー。独身。経営者。幼少期は本が好きすぎてぼっち。少しでも生きやすくなりたくて編み出した、INTJの生存戦略を語っています!
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